平屋を建てる際に気をつけたいポイントとは
暮らし
いつも弊社のブログをご覧頂きありがとうございます。今回は平屋を建てる際にお客様から比較的よく質問されるポイントについてお話したいと思います。
防犯対策(特に2階建てからの転居において不安な方)
2階建ての家に慣れた方の多くは、バスやダイニング、更には寝室などすべてのお部屋が一階にある生活を不安になる方もいるのは当然かと思います。
その場合、例えば以下のような対策がおススメです。
●窓への防犯シャッターを設ける
●侵入者を感知する防犯センサーやライトを設ける
●割れにくい窓を設ける
●侵入者の足音が聞こえやすい砂利道を庭に設ける
陽当たりと風通しへの対策
陽当たりの確保には周辺の住宅や建物から距離、あるいは間取り(リビングや書斎など)、過ごす時間の長い部屋を日当たりの良い南東に設計するなどが考えられますが、周りの建築事情や敷地の広さによっては対策通りにいかないこともあります。
もちろん、南側に高い建物が出来てしまうと採光環境が悪くなる心配もあります。
これらの点を解決するには中庭を設置するという方法もございます。
平屋をコの字型にしてその中央に中庭を設ければ
どの部屋にも太陽光が差し込み、明るい室内を確保することができます。
また、部屋の対面にそれぞれ一対の窓を設置すると風通しが良くなります。
さらには部屋数が増えることで壁の枚数も増えるので開放的な一続きの空間にすることもポイントになります。
断熱への対策
平屋は1階建てということもあり、特に屋根から入ってくる熱への対策が必要です。
一番熱い夏場、階下から2階にあがったときのあのぼわぁ~~っとする暑さ、皆さんもご経験があると思います。
特に屋根部分と住居空間が近い平屋の場合、断熱対策をしっかりと行うことをおすすめします。
例えば、屋根裏にロフトを設置んさる場合は要注意です。ロフトは建築コストを抑えながらすまい空間を広げることが出来る非常に便利な方法でもあります。
しかし、その場合にもし屋根の断熱をしっかり行わないと、せっかくのロフト空間が「夏になると行きたくない部屋」になってしまいかねません。
まして寝室や趣味のための部屋が夏場は暑くて快適に過ごせないとか、下手をするとそこにエアコンを設置しなくては・・・ということになりかねません。
屋根裏を活用したい場合は、設計者と相談するようにしましょう。