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こんな方には平屋がおススメ

暮らし

こんな方には平屋がおススメ

こんにちは、中條です。

最近お問い合わせが多い、平屋について、今までの事例をもとに、どんな方が平屋に向いているかをお話させていただきたいと思います。また、そもそも平屋が向いている、もしくは、向いていないかを判断するための考え方も記載しますので、皆様の家づくりのご参考になればと思います。

家づくりのポイント

家づくりを始めるにあたり、間取り、土地、資金など様々なことが絡みますが、まずは、『家づくりのきっかけ』、『どうして家を建てるのか』、『家を建てた後はどんな暮らしをしたいのか』を話し合い、整理することが、とても大切なポイントです。

例えば、「今の家(アパート)の○○な悩みを解消したい」、「せっかく家を建てるなら、○○なことをやりたい」、「新居で○○な生活をしたい」など、皆様それぞれあると思います。

 

(今回は触れませんが、家づくりを進めるにあたり、優先順位を決めることは大切な作業です。情報収集をしすぎて、何が何だか分からなくなったときに原点に帰れるようにする為にも、きっかけや動機を整理することは必要です。)

 

その内容によって、家の大きさ、間取り、部屋数、設備などが変わります。

その中でも、今回はこんなお悩みを抱えている方、もしくは、こんなご要望をお持ちの方は、平屋がおススメですよということを事例を交えて紹介させていただきたいと思います。

 

事例①

 

 

【お悩み】
・子供が独立して、使わない部屋が多くなった。
・築年数が20年以上経ち、設備が古くなった(古くなってきた)ので、新しくしたい。また、部屋の中の段差を無くしたい。
【要望】
・夫婦2人で暮らすので、掃除のしやすいコンパクトな住宅が良い。
・将来のことを考えると、階段での上り下りを極力したくない。

 

【解決策】
・建替えorリフォームという選択肢がありますが、人生100年時代という視点から考え、将来もう一度リフォームした際の費用や水廻り設備の交換、減築工事、室内の間仕切りの変更工事、床の張替え工事、サッシの交換などやりたいリフォーム工事が多く、その手間や費用を考えると、18~20坪くらいの2LDKの平屋に建替えた方が良い。という話になりました。

(建替えとリフォームのメリット・デメリットのお話はまたどこかのタイミングでお話します。)

 

・1階にランドリースペースを設けました。1階に、洗濯⇒ランドリースペースで洗濯物を干す⇒WICへ収納という動線を作ったので、今までの階段を上って、2階のバルコニーで洗濯を干すという手間も省けました。また、LDKの掃出し窓から出れるように、ウッドデッキを作り、そこでも洗濯物を干すことも出来ます。

 

・もちろん、平屋ですので、1階で全てのことが完結するので、動線も良くなりました。

 

 

事例②

 

 

【お悩み】
・ワンちゃん・ネコちゃんと一緒に暮らしたいが、ペット可の物件が限られている。
・賃貸だといずれは出ていかなくてはいけないので、キズや汚れがたくさんあると、退去の際に費用が多くかかりそう。
【要望】
・ワンちゃん・ネコちゃんと思いっきり楽しく暮らしたい。

 

【解決策】

・ワンちゃんの居住エリアは1階もしくは、2階のどちらかに限定することが一般的です。(ワンちゃんの移動できるエリアが広いとその分ワンちゃんが気を配らなくてはいけない=ストレスが増えるからです。)どちらでも良いですが、2階にすると、階段の上り下りが、ワンちゃんの足腰の負担になるので、買主様が抱っこして、階段を上り下りをしないといけません。その分、買主様の負担も増える為、平屋の方が適していると言えます。

 

・家の仕様をワンちゃん・ネコちゃん用に変更しました。例えば、フローリングをペット用にすることで、滑りにくい為、ヘルニアの防止やお掃除もしやすくなります。壁紙をひっかいても、ボロボロになりにくい強いものを採用しました。ドアは、ペットドアを採用して、部屋の行き来が可能になりました。

 

・間取りは、ワンちゃんのお散歩道具、ごはんのストックやトイレなどの関連道具を収納できるスペースを作りました。専用の収納が作れるので、人と分けて使えます。キャットウォークを作ると、高いところが大好きなネコちゃんは喜びます。さらに、勾配天井を採用し、天井が高くなることで、大喜びです。

 

・外構工事は、LDKから外に出れるようにウッドデッキをつくり、周りをフェンスで囲めば、ドッグランも作れます。家と外をつなぐことも出来、開放感のある生活も送れます。出入口の近くに外水栓を設置すれば、そこで、汚れを洗うことも出来ます。

 

 

最後に

 

 

 

今回は、平屋建築の事例の一部になります。他にも様々な事例がありますので、お気軽にお申し付けください。
特に平屋の場合は、建築する土地の条件が厳しいです。まずは、家づくりのきっかけを整理していただき、どうしたらそのお悩みを解決したり、そのご希望を叶えたりすることが出来るか、一緒に考えていきましょう。

ご興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。