[建て替え&リノベ]平屋の戸建てはどんなもの?快適性を追求するためのさまざまな工夫とは?
現場ブログ
戸建て住宅と言えば2階が一般的ですが、最近は平屋を希望する方も増えてきました。昔懐かしい平屋とは違い、近年では外観も間取りも“おしゃれ”です。
かつてのシンプルな平屋では考えられないような工夫を盛り込んで現代風の平屋にできれば、家づくりがもっと楽しくなります。
でも、実のところ「平屋ってどんな感じ…?」と決断できない方もいるのではないでしょうか。
そこで、平屋の戸建て住宅について、快適性も追求した工夫もあわせてお伝えしていきます。
平屋ってこんなお家
平屋は1階部分しかないので、2階建てとは違った部分があります。
2階を支える柱がないので空間を広く使用できる
平屋は、2階建てを支えなくてもよいので、空間を広く使うことができます。
たとえば、2階建ての場合、2階より上の建材の重量を支えるために1階部分には強い強度が加わります。「窓を大きくたくさん作りたい」と考えても、柱の確保の関係で理想が叶わないこともあるでしょう。
2階がない平屋の場合、開口部を大きく確保することなどもできます。
天井の勾配を利用して縦の空間も広がる
2階がない平屋は、天井の勾配を使って「高さのある空間」にできます。吹き抜けほどの大空間とはならないものの、お部屋の空間が縦にも広がり、開放的な暮らしが手に入ります。
天井が高く、縦に空間が広がるので圧迫感がなくなり、実際の畳数以上に広い感覚にもなるでしょう。
採光性確保のための「高窓」、冷暖房効果を高められる「シーリングファン」、構造材をあらわにしてお洒落にできる「見せ梁」など、デザイン性を高める工夫も施せば一層雰囲気が良くなります。
ロフトのあるお家で“ワクワク”と“広さ”を実現
2階建てと比べると面積的に狭くなるケースが多い平屋。希望している部屋数が叶わないことも少なくありません。
そこで注目されているのが「平屋+ロフト」のお家です。
「ロフト」とは、はしごや階段を設置して上がる、室内の上部に設けた1~2畳ほどのスペースを言います。
賃貸なら「はしご」を使うケースが多いですが、平屋の戸建て住宅の場合、階段を設置したロフトもよく見られます。結構広めの空間にすることが可能です。
しかも、天井高が低いため居室扱いにはならず、床面積にも入りません。固定資産税の計算にも入らないのはメリットと言えそうですね。ただ、ロフトを造る場合、高さや面積などに制限があります。規定以上のロフト空間を作ってしまうと、床面積となってしまうケースがあるので注意が必要です。
外から見ると平屋なのに、中に入ると階段が…。
どこか隠れ家的な雰囲気にワクワクした気持ちになれるところも人気の理由のひとつと言えるでしょう。
書斎や趣味に没頭するスペース、ちょっとお昼寝できるスペース、子どもがおもちゃを広げてゆっくり遊べるスペース…とさまざまな使い道が。ロフトを取り入れることで、プラスαの空間が増えることになります。
バリアフリーでみんなが快適
バリアフリーという言葉は多くの方々が知っている言葉で、高齢者や障害を持つ方の「障壁(バリア)」となる箇所を取り除くという考え方があります。階段がない平屋はバリアフリーの観点から見ても、暮らしやすい家となるでしょう。
また、似た言葉で「ユニバーサルデザイン」があります。こちらは、小さなお子様から年齢を重ねたシニアの方々まで、より多くの方が「快適・安心」でいられるデザインのことです。
平屋は、体に不安を感じる方はもちろん、健康的な方々まで、どんな世代でも住みやすさがある「ユニバーサルデザイン」を取り入れた家づくりとも言えるでしょう。
まとめ
平屋には「コンパクトな家」というイメージがありますが、工夫次第で住み心地は高まります。
実際に現在、「コンパクト平屋」が大人気!今回ご紹介したようにロフトのある平屋も近年注目されています。
デイクの家でも土間のあるロフトの平屋もご紹介しています!ぜひこちらもご覧下さいね!(^^)!
また、基本的にロフトには階段がないことから、バリアフリーの観点から、シニア世代が希望する終の棲家としての注目度も高め。そして子育て世帯が求めるコンパクトな家づくりの候補となるケースも多いです。
ミスターデイクでも、快適な平屋のプランをご提案しております。平屋の「ワンフロアの快適生活」をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。