平屋は2階建に比べて割高ってホント?
暮らし
こちらのブログでの住まいことについて色々な角度から取り上げさせて頂いておりますが、では実際に平屋は高コストになりがち・・・?という話は、ときどき耳にします。このポイントについて今日はまとめたいと思います。
首都圏で平屋を建てようとしたら土地を購入する際にかなりのコストがかかりますが、その点を抑えられるのが山梨県の魅力の1つです。
以前に掲載しましたこちらのブログでは平屋住まいのメリットを以下のようにまとめましたが、しかし、建築時の購入費用が割高になってしまうのはちょっと・・・というのは当然のご心配だと思います。
- ワンフロアだから生活導線が楽
- 建てた後のメンテナンス費用を抑えられる
- 耐震性能が高い(地震に強い)
- 陽当たりや風通しが良い
- お庭の景色がよく見え、すぐに屋外に出やすい
平屋の方が割高に見えてしまうのはなぜ?
まず最初に申し上げたいことは、屋内面積=広さや個々の設備にどこまでお金をかけるかといった内容で家屋全体の値段が変わることは一般的な二階建ても平屋も変わらないということです。
そして同じ面積で2つを比較すると、二階建てに比べて平屋のほうが1坪あたりの(あるいは1平米あたりの)単価が高くなる傾向があるのは事実です。
その理由は、両者を同じ延床面積として比較すると、平屋の方が二階建てに比べて屋根や基礎部分の面積が大きくなるためです。
屋根や基礎部分は材料費や人件費がかかるので、この部分の工事面積が広くなると建物の価格は高くなる傾向にあるのです。
また平屋は2階建ての家屋に比べてより広い土地が必要になり、土地の購入費用も合わせると二階建てよりも平屋のほうが費用がることがあります。
一方で、平屋であれば、階段やそれに関連するスペースがなくなりますので、二階建てに比べて無駄な空間が少なくなります。
加えて1階だけですべての生活や家事導線が完了しますので家族間のコミュニケーションが取りやすいというメリットがあります。
また、購入後に外壁や屋根の修繕が必要なタイミングがきても、平屋は足場を組んで作業する必要がない分メンテナンス費用を抑えることができます。
これらのメリットは平屋の特有のものですので、二階建てのほう初期費用がお安く済むからお得・・・とは一概には言えないのです。
デイクの平屋の標準仕様をご検討ください
費用を出来るだけ抑えて平屋を建てるためには、何よりも標準仕様の規格プランを選ぶことをお勧めします。
建物価格の内、その多くは原材料費が占めています。材料費を抑えた設計にすることがローコスト住宅を建てるポイントでもあります。
しかし、費用を安く抑えるために材料の品質を極端に落としたり、使う材料を少なくしてしまうと家自体の品質保証ができなくなってしまいます。
予算を抑えることに夢中になりすぎず、平屋ならではの暮らしを忘れずに私たちデイクと一緒に検討して行きましょう。