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山梨の日照時間と平屋

暮らし

山梨の日照時間と平屋

前回のブログでなぜいや平屋がブームなのかということをまとめさせて頂きました。

 

その中で「陽当たりや風通しが良い」というのが平屋が喜ばれる理由として挙げられていました。ここでいう「陽当たり」について少しまとめてみたいと思います。

 

山梨県の日照時間は日本トップクラス

参照するウェブサイトやデータによって少しことなるようですが、当社がある山梨県は全国的にトップクラスで日照時間が長いと言われています。

 

例えば以下のウェブサイト。

「日照時間」が長い都道府県ランキング! 1位の「山梨県」は年間何時間?【2021年データ

(https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/552439/)

 

こちらのサイトから少し引用させて頂きます。

 

「第1位は山梨県(甲府)でした。2021年の合計日照時間は2319.5時間です。山梨県の甲府盆地は四方を山に囲まれているエリアであり、その山が雲の行く手を阻むために日照時間が長くなっています。晴れを求めて東京から移住するなら、甲府が第一候補になりそうですね。

 

 

山梨県の明野村がホントの日本一?

山梨県にあります明野村がどうも「日照時間が日本一」らしいというのは以前にきいた記憶がありました。

 

「なぜ明野村?」と思ったのですが、いろいろと調べてみると、地元の北杜市立school明野中学校が行っている気象観測委員会という組織が発表したものがきっかけで有名になったそうです。

 

この委員会が立ち上がったのが1980年で、その翌年の1981年に観測された年間日照時間が2939.5時間だったったとのこと。これを気象庁が発表している観測データと比較したところ、その年の日本で一番日照時間がながかったの南鳥島の記録より5時間ほど長いことが確認され、「日本一より長いんだから、こちらが日本一では?」という解釈で、地元の新聞社が取り上げて情報発信したようです。

 

こうきくと、「なんだ、たまたまか?」と思いたくなりますが、明野村の年間平均値は2600時間でほぼブレがなく、この解釈自体はそれほど間違いということはなさそうです。

 

山梨県の晴れ間の長さの理由

この明野村の地域では、以前から晴天率が高いことは確認されており、地元の方もそのような認識でいらっしゃったようです。

 

これは明野村の地形が関係しているらしく、一番低いエリアに塩川と呼ばれる川が流れていて、一年を通じて川沿いに風が吹き、上昇気流が起こりにくく、そのため地元の山々にあまり雲がかかりにくいとのことです。

 

そしてこれは明野村に限らず、山梨県全域にほぼほぼ当てはまる特徴のように思われます。例えば甲府市がそんな感じですね。一番低いところを荒川という川が流れており、周辺の山々にも雲がかかりにくく、晴天率も高めです。

 

 

やはり山梨県は平屋に適した地域

こうしたデータをみてみますと、山梨県はやっぱり平屋向きのエリアだと思います。山梨県は東京などと違い、住宅用の土地を広くとれるため、大きな敷地が必要な平屋づくりに向いていることもその1つだと思います。

 

改めて1人でも多くのお客様のご来店をお待ちしております。